同じものでも換金率が低ければ定価の70%、高ければ98%以上の値段で買い取ってもらえることもあります。高く売るコツを覚えて、お得に現金を手に入れましょう。
なぜ換金率に差があるのか
同じ金券であっても、有効期限や保存状態によって査定額は変わります。その店に需要があるかどうかも重要なポイントです。
・有効期限
使える期間が短い金券・チケットは、値段が下がったり買い取ってもらえなかったりします。たとえば上映終了間近の映画の前売り券などは、大幅に値が下がります。有効期限のない商品券などは換金率が安定しています。
・保存状態の違い
日焼けやシミ、破れのあるものは買い取りを断られるケースもあります。売ることを前提にするのなら、封筒やチケットケースに入れて保管しましょう。
・ショップの規模
個人店と大手チェーン店では、査定額に差が生まれます。チェーン店は店舗による換金率の差が少ないので、失敗する可能性が低いです。個人店は立地や規模によって換金率にばらつきがあるかわりに、値段交渉ができる場合があります。
高く買い取ってもらうためのコツ
金券を高く売りたければ、需要の高い店舗を狙いましょう。チェーン店のWEB査定なら、相場の一番高い値がつくこともあります。
・需要の高いチケットを売る
ディスニーランドやUSJなどの有名遊園地、航空会社の株主優待券などは、どの店舗でも人気があり、高い値段で買い取ってもらえます。百貨店の共通商品券や、図書カード、ビール券など、どこでも使える金券も9割以上の値がつくことが多いです。
・コンサートなどのチケットは会場の近くで売る
スタジアムやコンサートホールの近く、最寄り駅には、かならずと言っていいほど金券ショップが建っています。ここでは人気アーティストのライブチケットなどが定価以上の値段で取引されることもあります。
・WEB申し込みで査定する
大手チェーンではWEB上で金券・チケットの査定をしてくれるサービスが設けられています。店舗のネットワークを利用して、全国で特に需要の高い店舗で販売することができるため、店頭買い取りよりも査定額が高くなります。
注意点
・オークションで転売するのは危険
コンサートのチケットなどをネットオークションで転売した場合、アカウントを凍結されたり、通報されるおそれがあります。
・クレジットカードで買ったチケットに注意
イベント中止や臨時休業の関係で、料金の払い戻しが行われることがあります。このとき販売会社がクレジット会社に問い合わせた場合、転売したことが発覚するとクレジットカードが利用停止になることもあります。
まとめ
金券ショップでの換金率の差は、店自体よりも、そのチケットの需要が大きなポイントになります。保存状態や有効期限を確認して、もっとも高く売れるショップを選びましょう。