需要や保存状態、売る時期などのポイントを押さえれば、いらなくなったものを高値で売ることができます。お店に持ち込む前に、販売金額をアップさせるコツを確認しておきましょう。
不要品を高値で売るための4つのポイント
リサイクルショップは、「新しい買い手がつく」と判断したものを高値で買い取ります。自分が店側だったらどんなものが売れると思うか、それを考えれば不要品の価値を高めることができます。
・保存状態を良くする
同じ調理器具でも、箱付きで傷ひとつないものと、箱なしでサビだらけのものでは前者のほうが高い値がつきます。リサイクルの予定があるものは保存状態に気を遣い、使用感のあるものは綺麗にメンテナンスをしてから店に持っていきましょう。
・付属品をすべて揃える
キャンプ道具や調理器具などで、付属品がすべてそろっていれば買い取り金額が上がります。古本なども全巻セットで売ったほうが値段は高くなります。
・販売店の傾向に合わせる
ブランド服なら古着専門店に、珍しいホビー用品ならなら古玩具専門店に持っていったほうが高値で買い取ってもらえます。総合リサイクルショップでも、売れ筋によって値段の付け方が変わるので、どんなものが店頭に並んでいるかを調査してから売りましょう。
・売れる時期が近づいてから持ち込む
冷暖房器具や、冬者・夏物などの洋服は、需要が高まる春秋に持ち込むと販売金額が上がります。また、行楽シーズンの前にキャンプ用品などを持っていけば、買い手がつきやすいため他の時期よりも高値で売ることができます。
オークションとリサクルショップ、どちらが得か
ネットでの個人販売と、店に持ち込むのとでは、値段の付き方に違いがあります。一部に人気のあるものはオークションにかけ、それ以外はリサイクルショップで売るといいでしょう。
・オークションの長所・短所
リサイクルショップでは買い手が付かないものを売ることができ、需要によっては店相場の何倍もの値段がつくこともあります。短所としては、ネットのサービスに月額料金や手数料を支払う必要があり、個人取引なので入札者との細かいメッセージのやりとりが必要になります。また、商品が売れなければそのための手数料や労力が無駄になってしまいます。
・リサイクルショップの長所・短所
オークションのように相場以上で買い取ってもらえることはなく、物によってはまったく値段がつかないものもあります。その代わり、手数料などを支払う必要はなく、値段がつかなければ持ち帰ったり、無料引き取りに出したりすることができます。また、その場ですぐに現金が手に入るのも大きなメリットです。
まとめ
リサイクルショップで不要品を売るときのコツは、自分が店の立場ならどんなものを買い取り、販売したいと思うかを考えることです。綺麗なものや付属品が全部そろっているものは、売る側も買う側もお金を出して買いたいと思えます。状態のいいものは店舗に持ち込み、値段の付かないものは処分するか、ネットオークションにかけるといいでしょう。